モチベを保つか当たり前にするかどっちか
自分の中になんらかの創作意欲を感じたとき、必ず(必ず)フルーツバスケットという漫画のことを思い出します。
具体的には由希と綾女のことを。
フルーツバスケットというのは、異性に抱きつかれると動物に変身してしまうという呪いを代々受け継ぐ一族と、それを偶然知ってしまった女子高生が出てくる漫画です。
登場人物がほぼ全員弱々しかったり、強がっていたり、弱さを隠そうとしていたり、悩んでいたり、後悔したりしていて、誰に感情移入しても誰を応援してもよい、すごい漫画です。古い作品ですが最近リメイクでアニメ化もされました(ちなみに私は1話を見逃したので見てません)。
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由希は中心人物の一人で、眉目秀麗容姿端麗才色兼備文武両道の麗人です。ただし若干体が弱く壊滅的に不器用で自分に自信がありません。
綾女は由希の年の離れた兄で、眉目秀麗容姿端麗才色兼備の麗人ですが常識がないです。人の気持ちを全く考えることをしない天衣無縫な学生生活を送り、自信に満ちあふれています。
似ているようで正反対なようで似ている二人なので、当然のように疎遠です。
ほぼ話したことがないような兄弟なのですが、二人がそれぞれ不安な時期に自分の拠り所を探したとき、二人ともおんなじような理由でクリエイティブな趣味を模索するんですよ。なんてことすんだ。オタクを殺す気か?
読んだことがある人はあーねってなってると思う。
読んだことがない人は読んでみてほしい。
一番応援したいのは綾女で、一番頻繁に心情を思い出すのは燈路で、一番顔が好きなのは紅葉です。よろしくお願いします。
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フルーツバスケットを始め、世の中にはものすごい数の創作物であふれており、私達は日々ものすごい量の創作を享受して生きているわけでありますが、いざ自分が創作してみようとしてみるとそのなんと難しいことでしょうか。
こんなにも身近でこんなにも世の中にたくさんあってこんなにもお世話になっているものを、自分では何一つ世に出すことができない!
これはね、なかなかこたえますよね~。
それをうけてたくさん練習してうめきながら創作物を量産してそのいくらかを世に出す人や、諦めて消費者に徹する人や、そもそも創作したいと思わない人などが世の中にいるわけですよねきっと。
どうなんだろ、友達に「世の中の王道コンテンツはまったくもってどうでもいいけど自分の中にしかと存在しているこの創作世界をアウトプットできるのが自分しかいないから自分が死ぬまでにできる限り自キャラを世に残しておきたい」というようなモチベで創作してる人もいるから一概には言えないんだろうけど…。
自分もかわいいものや自分の精神世界を表現するものを生み出したい~という気持ちはあります。なんとなく憧れますねやっぱり。
あとファンアートってやっぱりいいですよね…。
身近な人が身近な人のファンアート描いてるのとか見ると気分がたいへん上がるとともに自分もできたいな~と思いつつ、ね。
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はい。
ところでお世話になってるけど自分で生み出すことができるできないみたいなもので料理を思いついたんだけれど、料理は別に特別お洒落とか映えるものが作れなくても別段諦観とか悲観とか生まれない気がするんですよね。なんでなんだろ。
あれかな、命に関係しないからかな。
料理は「食べれれば死にはしないし」って言えるけど、絵とか創作は命に関わらないからこそ、それ自体の価値がフォーカスされてしまうから出来栄えに絶望してしまうんだろうな。はい判明しました解決です。(解決はしてない)
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世の中にいるクリエイターの人々はたくさん練習したり勉強したり楽しんだり苦しんだりしてるんやな~って思うと、それを目標のためにできるかできないかってのがクリエイタの素質だよなーとか思ったり思わなかったり。
私はびっくりするくらい好きなキャラができたときかアイコンを作るときだけ頑張れる。(そのときだけだから上達はしない_(:3」∠)_(ギターもそんな感じ))
たまーに来る絵頑張る期、もうちょっと頻繁に来てほしいですね。
毎日やるだけのモチベだったり精神力だったり目標だったりがもてないから、うーん!!!
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「俺はなんにもない空っぽ人間だ~」みたいな歌を聞くと、「いやそれを明文化して歌に消化してる時点で才能じゃん」と思ってしまうんですよね、ひがんでるとかじゃなくて、純粋に「お前はそれができるタイプの空っぽ人間なんやな」と思う。そうなりたいね。
石風呂さん好きです(バンドは追ってないけど)。
薄塩指数はブロック解除してください(ブロックされて以降の曲聞いてないけど)。
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うーん!!普段からぼんやり考えてたことのはずだったんだけど、あんまり中身のないとっちらかった内容になってしまった……なんでや……
「人は何故クリエイターに憧れるのか」お題箱より