すーぎののリフィル

ちょっと長めに考えて置いておくところ。

しょうが入れとけばだいたいなんでもおいしくなる説

料理の作り方ということで。

 

料理を作っているとたまに、「おぉ、ちゃんとした味になった!」てなるときがあります。

そういうときは結構嬉しいので「これおいしくできたからなるべく早く食べて」と言ってみたり、無視されて「冷めるから早く食べて」とキレたりします。

 

真似してみてほしいやつをご紹介します。

もはやエッセイではない。まぁいいか。

できるだけ冗長に丁寧にやっていきます。

 

まず、ブリ大根。

 

煮物ほど簡単に味が調節できる料理ってそうそうないと思います。そのなかでも魚の煮物ほど簡単にうまみが享受できる煮物もそうそうないと思います。

 

まずブリ。切り身を買ってきてください。アラはクセが強すぎてブリ大根には合わないと思います。アラが食べたいときはアラだけの煮物がおすすめです。

次に大根。半切りを買うときは首に近い方を買ってください。先っちょは辛いので辛さがほしいとき以外は買う理由がないです。

 

1.ブリに塩をぬります。下味兼くさみ取り。塩漬けになる前にゆすぎます。

2.茹でこぼし用に適当にお湯を沸かします。

塩とかしょうがチューブとかを適当にペッてしとくとくさみ取り効果が高い気がします。

3. 2でお湯を沸かしてる間に大根を切ります。私は厚さ1.5〜2cmくらいに切ってる気がします。形は1/4が多いです。コロッとした感じになります。時間があるなら半月や輪切りもいいですね。

4.鍋に醤油とみりんと砂糖を同じ量入れて、料理酒を好きなだけ入れてから、大根がぎりぎりかぶるかかぶらないかくらいの水位まで水を入れ、火にかけます。

(水分はこの後増えるし、むしろ減らしていかなきゃいけないので(あと火がもったいないので)なるべく水は少なめを意識してます。)

5.2で沸かしたお湯にブリを放り込みます。適当に火が通ったらブリをあげます。

6.ブリを大根と一緒にします。水分が足りないようなら足します。しょうがを入れて落し蓋をします。(落し蓋をするとなぜか水位が上がるので水位はヒタヒタ以下でOKです。)

7.気が済むまで弱火でぐつぐつして、アクをとり、ときどき味を見ます。

水が多くて薄いようなら強火にして水分を飛ばして様子を見ます。

水が少なくて薄いようなら砂糖醤油みりん同量ベースで足していきます。

甘みが強いようなら醤油やお塩、好みで山椒を振ります。

しょっぱいようなら水か砂糖を足します。

とりあえずどんな煮物も砂糖醤油みりん同量から始めれば大コケはしないと思います。あとは水との兼ね合いと好みです。

8.私の場合ここで水分が多いことが多いので、しばらく強火でガッツリ水位を下げます。少しの煮汁で味がよくするので煮汁はヒタヒタになるよりは少なめになる方がおすすめです(飛ばしすぎて焦げないように!あくまで意識の話です)。

 

最後に分量目安。

ブリ切り身2〜3枚

大根半切り

砂糖醤油みりん大さじ2〜適量

酒、適当。

しょうがチューブ5cmくらい

 

以上!!!!!

次、きのこの梅肉和え

 

しめじはばらしてエリンギは裂きます。

さっと塩ゆでします。

その間に梅干しを包丁で叩いて梅肉にします。ハチミツ漬けは料理に使うと甘すぎるので普通の方がいいです。

好みでしょうがと大葉を刻んで混ぜます。

きのこと梅肉を合わせます。

しらすをかけます。

 

失敗する要素がありません。

以上!!!!!!!!!

次、カレー(遊び心なし)。

1まず肉に穴を開けまくってコショウを多めに振り、酒(日本酒か洋酒、好みで)をほんの少しだけなじませて常温においときます。

小間切れや薄切りは穴は不要です。

穴を開けるのはフォークが有名ですが、私の家にあるものの中では金属のトング(焼きそば作るやつ)がおすすめです。トングでひたすらガンガンザクザクやって穴だらけにします。酒をかけると吸います。

2.じゃがいもは切って水にさらしておき、玉ねぎはできるだけできるだけ細く細く切るようにします。にんじんは適当でいいです。

3.まず肉を火にかけます。うちのは焦げつかないフライパンなのであまり動かさずに焼き目意識です。外側に焦げ目がついたら皿に取ります。後で煮るので中は気にしないでいいです。あくまで外だけ。1で酒をかけすぎると焼き目がつかないです。

4.玉ねぎをひたすら強火で炒めます。玉ねぎを茶色くするにはとにかく火力です。水分を飛ばして糖分を焦がす。これに尽きます。

5.満足したらにんじんを炒め、その後にじゃがいもを炒めます。6に行く前に、皿にとった肉から出てる肉汁を入れて水分を飛ばすとなんかうまみが野菜につく気がします。

6.水を入れて煮込みます。こだわりはないです。強いて言えばアクはしっかりとってください。

7.肉を入れます。こだわりはないです。強いて言えば肉を火にかける時間はなるべく短くしたいです。よく「じっくり煮込んでほろほろになった肉」というのを見かけますが、家でやると火にかければ火にかけただけ硬くなっていくと思うからです。

(※食材を火にかけるときは、①できるだけ火を通したいもの(玉ねぎとか)→②いくら火が通ってもOKなもの(にんじん)→③火が通りすぎると困るもの(じゃがいも、肉)という順番を意識するといいと思います。

(※※料理に慣れるまでは①火を通さないといけないもの(肉)→②火が通りにくいもの(根菜、じゃがいも)→③適当でいいもの(玉ねぎ、葉っぱ)です。この順番が大正義ということを前提において、あくまで私の勝手な意見として見てくださいね。))

8.じゃがいもがやわらかくなったら火を止めてルーを入れます。しばらくするとふやけるので全体になじませてから火をつけます。

間違っても火にかけながらやってはいけません。

火にかけたらとろみが出るまで混ぜ続けます。

間違っても火にかけて混ぜずにおいてはいけません。数十秒でも駄目です。

 

遊び心としてきのことかトマトとかアボカドとかナスとかそのへんの柔らかい野菜を入れるとおいしいです。

トマトは玉ねぎの後、アボカドは煮込み中、きのことナスはにんじんじゃがいもの後がおすすめです。

 

以上!!!!!!

 

つくれぽ待ってますね!!!!!!!

 

お題提供:たすきさん(@japaaan3)