すーぎののリフィル

ちょっと長めに考えて置いておくところ。

しくじり先生

どうも、高校大学会社とほぼ友達を作れずにここまできたすーぎのです。

 

 

そんなわけでたぶんこれはすーぎのに聞かないほうがいいんじゃないかなとも思うんですけど、なんしか頑張っていきますね。

 

「新しい環境 新学年などで気をつけること」お題箱より。

 

高校大学あたりで何をミスったのかいまいちわかってないんですけど、たぶんいつからか持っている「合わない人とは仲良くならなくてもいいや」という考えがいけなかったんじゃないかと思います。

いや、合わない人と仲良くしたくないのはみんなそうだと思うし、ある程度はそれでいいと思うんですけど、すーぎのの場合よくなかったのは、「すーぎの自身がだいぶ変わっている」というのと、"仲良くしない"の程度が極端で「合わないなりに付き合っていく」ということをしなかったことだと思います。

 

まずね、「すーぎのに合う人」を考えたときそもそもそういう人日本に何人いんの?という話からしていきたいんですけど、こんな自由に喋って繋がってできているTwitterの人間関係ですらですよ、何人??ということですよ。はい。そういうことですよ。

ありがとうねみんな。

でですよ。そんなのが、学力と自宅の場所だけをベースに集まった3,40人の中にそんな何人もいるわけないじゃないですか。いたとして付き合いもせずにわかるわけないじゃないですか。それをよくわかってなかったわけですね。馬鹿ですね。世の中に期待してるんだか諦めてるんだかはっきりしてください。合う人がいると思うならいろんな人と話して探してみればよかったしら合わない人ばっかりだと思うならその中で人間関係を模索するべきでした。来世で頑張りましょう。

 

できることならみんなと適当に付き合って適当な距離感で笑えてるのが一番なんですよ、たぶんね。その中から一人二人、何年後かにも気軽に連絡とってディズニーランドに行くような友達ができればそれでいいじゃないですか。それがいいじゃないですか。

 

前職の店長がそういうのアホほど得意な人でして、もうね、誰とでも笑って話せるんですよねほんとに。飲み会でどこに座っても誰とでも話してる。しらふで。怖すぎる。でも決して本心を殺してるわけでもなくて、普通に上司に「仕事してください」とか「何考えてるんですか?」とか言ってるんですけど、普段の人当たりがよすぎるのと、そういう「誰とでも笑って話せてその中で本心を言っていてなお人当たりがよいっていう全体的な人間性」が一切ぶれないことにみんな逆に安心感をおぼえてしまうので、なんか浮かないんですよね。仕事できるし。人外かよ。

ちなみにすーぎのは仕事ができなすぎるのでお互いに合わなくて無理になってしまいましたとさ。同じ店に配属になってすーぎのがこんなに店長の仕事ぶりにそぐわないってことが知れる前はそれこそディズニーランドに誘ってくれてたりしたのにね。しくしく。

 

あのコミュ力人間性おばけが人間関係の理想だとして学校生活に活かせるものがあるとすれば、「合わない人ともなんとなく話せる素質」だと思います。(ここで誤解のないように言っておきたいのですが、そのことに強く強くストレスがあるようならやめておいたほうがいいかもしれないです。素質か、さもなければ相当な練習が必要じゃないかと思います。)

 

みんなと敵対せずにやんわりとコミュニティの中に入っているとどんないいことがあるかという話をしますね。

 

高校では「みんなと同じであること(浮いていないこと)」の価値がとてつもなく大きくて、その情報は当たり前ですが「みんな」からもらうものです。すーぎのみたいに「みんなと違っていても気にしないしなんならお前らと一緒なんかこっちから願い下げだ」みたいなスタンスでいるのは損しかないのでできればやめておいたほうがいいです。それは将来の可能性や経験を潰します。お化粧は一緒に失敗できる相手がいるときに練習したほうがいいし、服の合わせ方や髪のセットを試行錯誤する機会は多いほうがいいし、人に気軽にお誘いの声をかけたり、かぶってしまった予定をずらしたりする経験は、早いうちにできるだけやっといたほうがいいです。歳をとるにつれて、そういうのにまで責任とかお金の問題が発生してきたりするので。

 

大学においては「(学力や資格などのために修めていく授業などの多くの要素で)みんなと同じ土俵に立った上で、いかにより少ない労力でより多くの経験を積むか」ということが重要になります(※ここ重要)。そんな場所なので、手間を省くためのノウハウを吸収しない選択肢はありません。先輩とのつながり、先輩とつながっている人とのつながりは大切です。むしろ手間を省くノウハウ、遊びながら単位をこなすノウハウを得られる人間関係を持つことが大学生活のスタートラインとも言えます。一人で情報集めて一人で勉強して一人でやってくのは、めちゃ大変です。そういう人から見ると、群れて楽をしているように見えるコミュニティはいわゆる「ウェイ系」として忌避してしまいがちですが(すーぎのは今でも忌避していますが)、一人で苦労して勉強しかできないのとみんなで楽なノウハウを共有して同じ勉強をこなした上でプラスでそれぞれいろんな経験してくのどっちが賢いと思う?という話なんですよね……。おい聞いてるか○年前のすーぎの。「あれ?ガイダンス今日だっけ?」じゃねえんだよバカスタートラインどころかみんなと同じ以下じゃそもそも同じステージにいねえんだよバカ。

 

すーぎのは高校大学で群れている人々に心を開くことはできませんでしたが、心を開かないまでも真の友達以外は情報源だと割り切って情報のやりとりだけできたらよかったのかもしれないですね。これも才能が必要なことなのかもしれませんが…。

一つ言えるのは、一度浮いてしまうとみんなと同じ情報を共有してもらえなくなるので、絶対にそういう状況にだけはなってはいけません、ということです。「同じ情報を持っている」というのはイコール「仲間である」ということですので、逆に言うと「仲間でない」と一度認識されてしまうとみんなと同じだけの情報をもらえません。

「仲間」でありさえすればみんなと同じ情報がもらえます。

 

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勉強の話でもしましょうか。

まず高校。よく言われる話ですが小学校中学校と違って同じくらいの学力の人間ばかりが入ってきますので、これまで通りの勉強ではライバルと差がつきません。

言い方を変えると、差がつく理由は「高校に入ってからどれだけちゃんとやっているか」しかないと言っていいです。

バイトやファッションや恋など、気になることも多いと思いますが、サボらずに授業を聞いて、わからないことは仲のいい先生に聞いたり、仲のいい友達と教え合ったりしましょう。

ただしお絵かきが趣味の人は積極的に落書きしましょう。人生で一番紙の前に座っている時間が長い時期です。今のうちにたくさん練習しましょう(ただし授業をちゃんと聞きながらですよ!!)

すーぎのは授業聞く気がなかったので一生寝てるか寝たふりをしてるか本を読むかしてましたが、それらはマジでなんの身にもならないのでやめましょう。(本を読むのはよいことですが、授業を聞かないデメリット(それ以降の授業がわからなくなる、勉強し直しに手間と時間がかかる、先生と仲が悪くなるなど)のほうが遥かにでかいのでやめましょう)

 

大学は、好きなことを勉強する場であり、いくらでも勉強していい場所です。自分が受ける授業は自分で選んで大学に申請して、なんでも受けられます(このシステムすーぎのは大学に入ってから知った)。

授業を選ぶ際は他の学科のものも全部見て、興味のありそうなものは全部とりましょう。他の学科のものは単位にならない(進級や卒業の役には立たない)ですが、きちんと申請すれば教室に入れてもらえますし、プリントや課題も学科の学生と同じようにもらえます(聴講という)。(単位の授業やバイトや恋愛にプラスしてこういうのもこなすために友達のマル秘情報が必要なんですよ…。)

※ただし興味でとった授業が面白くなかったりして、捨てても進級には響かないからと途中で投げてしまうと成績表で「落とした授業の割合」が大きくなってしまうので注意しましょう。進路によっては不利になることもあるので…。

 

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あと何の話しようかな……新生活、新生活……

すーぎのは実家から出たことないから新しい家や街での過ごし方とかわからないんですよね……。

学校や会社の周りは頻繁に歩いて回ったほうがいいと思います。何年もお世話になる場所だし、周りのお店や公園なんかに詳しいと友達と歩いたりできるし、一人じゃいけないお店にお友達を誘う練習もできますしね。

 

あと高校なら部活か。頑張ってね。部活は趣味が合うことはある程度期待できるので、それをとっかかりにして仲よくなれそうな人をどんどん探りましょう。先輩や他のクラスの人に話を聞けるチャンスにもなりますよ。

 

大学では、飲み会には何回か行ってみましょう。お店の種類、お酒の種類、自分の好み、自分の楽しめる飲み方、人の飲み方や酔い方の違い(いい飲み方をする人悪い飲み方をする人)、料理の頼み方取り分け方、上記全部をガン無視できるよいメンバー探しなどなど、いろいろ知れることがあるのでね。

大学時代にやっとかないと、会社などで「断れない飲み会」というものに遭遇した時大変なので少なくとも数回は行ってみましょう。もしお酒が飲めなくても、人間観察や断り方の勉強、そしてなによりコミュニケーションのよい機会です。

 

社会人一年目へ。アホになったつもりで上司が喜びそうなことをやってみてください。上司が喜びそうなことを探ること、そっちをやるために自分の仕事を早めに終わらせること、毎日同じ人間と顔を突き合わせて趣味ほど楽しくもないことをやっていくという毎日の中で人間関係がいかに大事か実感できること、などなどの理由でおすすめです。ただし「上司がつけあがりそうなこと」にはなるべく手を出さないようにしましょう。仕事も、上司と良い関係を築くことも、あくまで自分のためにやるのです。それを忘れないようにしましょう。

 

 

 

以上、すーぎのが””””逆に””””伝えられるアドバイスでした。

参考になる部分があったら嬉しいです。