すーぎののリフィル

ちょっと長めに考えて置いておくところ。

芸術に対する造詣ほしい…ほしくない?

まずはこちらをご覧ください

f:id:ssigonigonigon:20200425012000j:plain



 

今回は「美術館とかのアート!って場所で記憶のこった場所ってありますか??」とのことで、

 

すーぎのは一回だけ海外に行ったことがあるんですが、その時に行ったTate Britain という美術館で見た絵です。

The Plains of Heaven という絵なのですが、これ実は2m×3mくらいあるとても大きな絵で、壁の高いところに飾られているさまはとても壮観でした。

技法やら見るポイントとかはよくわからないのですが、目の前にぶわっと天国の広大な景色が広がったような気がしたのがとても印象的で、思わず近づいてしまいましたですね。

 

美術館の公式記事→The Plains of Heaven

 

==

 

 

Carnation, Lily, Lily, Rose 

 

もうね見ればわかるじゃん好きに決まってるじゃん。

シチュエーションはよくわからないんですが、日暮れすぐくらいの暗さの中に白いドレスの少女と花と薄明かりが詰め込まれているんですよ。やばくないですか?ドレスよりも白い肌ってどういうことですか?その首は大理石でできているんですか?そのドレスは何色なんですか?提灯はたたんで火をつけてから伸ばすんだよ?

なんでも、髪色重視でモデルを変更したり、屋外で光の加減が完璧になる時間にだけ制作されたとか……

それくらいのこだわり、執着、徹底を注げるものがすーぎのにもほしいなと思いつつ、そういうことができる人だけが美術館に飾られるんだろうなという気持ちもある。

ノーベル賞をとった人だって試料の精密さをあげる手順を15,000回やったってヨビノリさんも言ってたし。

 

公式記事→ Carnation, Lily, Lily, Rose

 

この2枚の絵が飾ってあるということで、Tate Britain が一番に思い浮かびました。

(正直言うと「アート!って場所で記憶に残った作品」だと思って考え始めてて、そもそもアートっぽいところに行くことが少ないのでここから2枚出したんだけどここからどうしようって思ってる)

 

==

後はやっぱりお台場のチームラボですね。

あーれはすごかった。

 



f:id:ssigonigonigon:20200424224020j:image

f:id:ssigonigonigon:20200424224117j:image



もうね、「明かり」がほぼないんですわ。建物の空間全体が「作品としての光(と影)」だけで満たされていて、ひいては視界に映るものがほぼ全部作品なんですわ…………。

視界を占める光が常に少しずつ動いて

映画もかなり感覚を支配される系の芸術だと思うけど、それをさらに徹底した感じでした。

映画館出た時に頭が重いあの感じ、あれが途中からずっとありましたね。情報量がすごい。

えいやっと勇気を出して行かないとなかなか足を踏み入れることがない世界だけれど、その甲斐はあったかなって思いました。ちなみに彼女じゃない女性と一緒に行きました(?)

 

==

ぜーんぜんアートに接してないな自分wwwwwwww

次に思いついたのは美大の芸祭なんですけど。これでいいのか。

 

芸祭はいいですよ。

感性を尖らせ始めた人の尖り始めた小物や絵や造形が山ほどあります。(すでに感性が尖りきっていて美大に入るしかなかったとしか思えない人の尖りきった小物や絵や造形も混ざっています。)

 

アホほど気軽でアホほどピンきりなデザフェスって感じですね。あ、デザフェスもあったわそういえば。共通部分で話していきますね。

 

芸祭やデザフェスや画廊(展示)に行くと、「作品を買う」=「作者を応援する」という感覚がその場でむくむくと育っていくのが感じられてすごいですよ。ものを買うとみんなすごい喜んでくれます。

昔は「気に入った絵柄を見つける」→「名刺をもらってSNSでフォローする」だったんですけど、

一度お金を持ってああいう場所に行って、「気に入った絵柄を見つける」→「ポストカードや画集を買う」→「作者を応援することに繋がる」という感覚を知ってしまうともう戻れませんね。みんなすごい喜んでくれるんですよ、ほんとに……。

自分にはまったく刺さらないけど刺さる人にはぶっ刺さるんだろうな……というような尖った作品たちを横目に通路を歩いてきて、その中から奇跡的に自分にぶっ刺さる作品に出会った時の「これは買わなくては!」という気持ち、あれですよ。色んな人に体験してほしい。

 

BoothやAPOLLOなどのネット上の即売会でも、自分の好きだと思ったものにお金を出すことへのハードルが下がると楽しいですね。

 

==

自分びっくりするくらいアートに触れてないな……と思いましたまる。

最近絵が趣味の人からイラストに込めた意味とか設定をちょっとだけ聞く機会があって、そんなにいろんなことを考えて工夫してこの一枚に詰め込んでるんだ!と感動したので、一枚の絵の色んな所を見ていきたいなと思っている所存です。

とうらぶやデレマスのオタクたちの、少ない範囲からすごいたくさんの情報を受け取ったり引き出したり想像したりするチカラをちょっと尊敬しています。

あれほどを目指したいとはまだ思えないけれど、もう少し絵描きさんが込めたものを受け取れるようになれたら嬉しいなと思ったのでした。

 

「美術館とかのアート!って場所で記憶のこった場所ってありますか??」 お題箱より

 

 

==

 

 

作り方の動画を参考に 山本さんの漢字当てゲームのアレを作ってみました。

 

山本さんの漢字当てゲーム - Google スプレッドシート

 

多分内容は変更できないと思うんですが、ダウンロードはできるのかな…?

使ってみたい人はリンクからどうぞ。

うまく使えなかったら教えて下さい。