すーぎののリフィル

ちょっと長めに考えて置いておくところ。

失恋したばかりの友人に這い寄るハイエナはどうしたらいいですか?

 

いやそれ縦書き犬やろがーいwwwwwwwwwwwwwwwwww

 

 

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ド直球のお題が来てたんですよね、実はね。

とはいえこのお題を頂いてから一ヶ月くらい経ってしまったので、実在のお友達だったとしたらもう失恋したばかりではなくなってしまったかもしれません。実在のハイエナだったとしたらもう役に立たないかもしれません。ごめんなさい。

 

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でもこれについてすーぎのが思いつけることって結局一つだけで、

「そばにいてあげること」だと思うんですよ。お友達のね。

質問(お題)は”ハイエナはどうしたらいいですか”というものですが、ハイエナに対してできることなんてないですよ。だってハイエナはあなたのこと見てないもの。横からなにか言われたところで誰やねんてなもんですよ。

だからそんなことよりもあなたが気を配って目を配るべきは、お友達の方です。

別れ方にもよりますが、きっと傷や喪失感を感じていることでしょう。そこに付け入る隙を探しているのがハイエナですから、あなたがいることでそれを和らげてあげることができれば隙を減らすことに繋がるし、なによりお友達のためになります。

これはさっき言った”横から”という言葉にも繋がるのですが、あなたが友達のそばにいると、あなたはハイエナにとって”横”でなくなることができます。じゃあそうなったら何を言えるかというと、ここでも何も言う必要はありません。あなたがお友達のそばにいて、ハイエナの前にいるということが肝要なのです。

 

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ここで問題になるのは性別ですかねぇ。異性のお友達だとしたら、あなたが近くにいることであなた自身がハイエナと思われてしまう可能性もなきにしもあらずです。周りの人間から、あるいは最悪の場合お友達から思われてしまったりするかもしれません……。

そこをいかに清らかな思いと適切な距離感と鉄の決意をもって接することができるかどうかにかかっています。

同性だったとしたら、異性の場合よりもできることがきっとたくさんたくさんあります。たくさん接して、たくさん時間をともにして、一緒に泣いて笑ったらいいと思います。

お友達が「異性が恋しい」と思っていても、「しばらくは異性なんて」と思っていても、ニュートラルな関係としてそばにあれるというのは、きっと同性の特権です。いいなー。

すーぎの個人の思いとしては異性でも誰かのそういう存在になれるような人でありたいと思ってますが、すーぎのは距離感掴むの下手くそなことに定評のある意志薄弱野郎ですのでやめたほうがいいんだろうなって感じです。誰も幸せにならない。

 

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でもハイエナの概念って難しいですよね。付き合ってる相手がいる人に這い寄ったらダメだから、露骨にアプローチするなら別れたときしかできないですよねぇ。付き合ってる人がいて自分も好きになるような人だったらきっと素敵な人なんでしょうし。もたもたしてたらハイエナが寄っていってしまうかも……そんなことになるくらいならそいつらに引っかかる前に俺が…!←はいバカ。

それはね、もう泥沼に落ちてるから。頭冷やして。

相手にとって自分が特別な存在なわけないんですから。冷静に考えてそんな都合のいいことあるわけないでしょ。あなたがすべきことは相手の特別になろうとすることではないんですよ。その人の数いるよき友人の一人としていたって普通にニュートラルに接することです。わかってんのか。お前だよ。すーぎの、おい。聞いてんのか。

 

までもね。ハイエナだと認識してる誰かさんも実は清らかな思いと適切な距離感と鉄の決意をもって接しようとしているかもしれないわけですよ。本心がどうであれいずれにしてもそれを受け取って解釈するのはあなたではなくお友達なわけで、そうなってくると「傷心でものを考えられないこの子の代わりに俺僕私が守ってあげるんだ」みたいな気持ちも正しいのかどうかみたいな話になってくるんで、つまりは自分がどう見るかとかどう見られてるかとか考えること自体そもそも不毛なんですよ。

できるのは、できる限りお友達のことを考えて、できることをする。これに尽きます。頑張ってください。お友達によろしく。

 

「失恋したばかりの友人に這い寄るハイエナはどうしたらいいですか?」

お題箱より